2008年2月17日日曜日

旭ダンケ 札幌の同業を子会社化 苫小牧の工場拠点に首都圏へ販売強化

コンクリート製品製造販売道内大手の旭ダンケ(旭川、山下裕久社長)が、同業の北海道ロックラーパイプ(札幌、草別義昭社長)の全株式を取得し、子会社化することが十四日分かった。四月一日付で実施する。苫小牧市勇払にある北海道ロックラーの工場を拠点に、好調な首都圏向けの販売を強化する狙いだ。
 旭ダンケは、北海道ロックラーの親会社で土建業の草別組(後志管内岩内町、草別義昭社長)から株式を取得するが、購入金額は公表していない。北海道ロックラーの従業員のうち、希望者は旭ダンケが引き継ぐ。
 北海道ロックラーは苫小牧のみを製造拠点とし、二○○七年三月期の売上高は五億九千二百万円。一方、旭ダンケの同期の売上高は百二十億三千九百万円に上るが、苫小牧に工場がない。
 山下社長は「首都圏に製品を輸送しやすい苫小牧に製造拠点を置く意味は大きい」と、子会社化することの狙いを話している。

(北海道新聞より引用)

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