2007年7月31日火曜日

チンパンジー「レディ」の弁当発売 札幌

 生後二カ月で母親を亡くした札幌市円山動物園のチンパンジー「レディ」(雌一歳五カ月)を応援しようと、同市内の企業が「レディ弁当」を開発した。
 弁当の中身はハンバーグなど子供の好物ばかり。一個七百円で、パッケージを切り取るとレディの「お面」になるよう工夫した。二十八日に同園などで発売する。
 売り上げの一部はレディの餌代になるとあって、親代わりの祐川猛飼育員は「お面をかぶってレディを励まして」。夏休みの動物園は「チンパンジー」でいっぱいになる?

(北海道新聞より引用)

2007年7月24日火曜日

自転車で日本縦断 卵の良さアピール 岡山の養鶏家、きょう北広島出発

 【北広島】「卵色」の自転車とTシャツで卵の良さをアピール-。岡山県倉敷市の養鶏家野田裕一朗さん(33)が二十一日、北広島市の養鶏場を自転車で出発、日本列島を縦断して卵の消費拡大を訴える旅に出る。各地で卵にまつわるイベントを開きながら南下し、沖縄まで四千キロの走破を目指す。
 旅は、野田さんら全国の養鶏関係者でつくる「たまごニコニコ大作戦実行委」の活動の一環。野田さんは鳥インフルエンザなどによる逆風が業界に吹く中、「もっと積極的に卵の素晴らしさや卵に関する知識を伝えるべきだ」と考え、自転車旅行を企画した。道内の行程は、北広島市などに養鶏場を持つ「ホクリヨウ」(札幌)の長内大介社長(49)らが支援する。
 スローガンは「たまごを一日二個食べよう」。コレステロールの摂取量などから「卵は一日一個が適量」と一般的に言われるが、野田さんは「人間にはコレステロールを肝臓で調整する機能があり、一個までにこだわる理由はない」と訴える。
 全国縦断に備え、半年前からトレーニングに励み、養鶏場の業務も徐々に同僚に引き継いだ。岡山県の野球仲間、岸里正輝さん(22)が自転車で伴走し、道中を記録する。
 二十一日は、イベント第一弾として、北広島市の「マックスバリュ北広島店」で午前十時から午後四時まで、クイズやたまごかけご飯早食い大会などを行う。その後は噴火湾沿いに南下。ゴールの那覇市には十二月中旬に到着する見通し。
(北海道新聞より引用)