2008年5月1日木曜日

連携・審査強化を 障害手帳不正 道と3市、再発防止策協議

聴覚障害者手帳の不正取得など福祉にかかわる事件が相次いだことを受け、道は三十日、札幌、旭川、函館の三市の担当者を集めた「福祉行政連携連絡会議」を道庁で初めて開き、再発防止策を話し合った。
 共通の権限を持つ政令市、中核市との情報共有が目的。道保健福祉部の高橋教一部長は「(手帳問題などは)自治体間で連絡を密にすれば拡大を防げた可能性がある」と述べ、福祉担当者間の連絡体制を強化する必要性を指摘した。
 各担当者は札幌市の耳鼻咽喉(いんこう)科医(73)が関与した聴覚障害者手帳の返還状況を報告、今後の情報共有の方法や疑義案件が発生した場合の審査強化の方策を議論した。会議は半年ごとに開催する。

(北海道新聞より引用)

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