星出彰彦宇宙飛行士(39)が滞在する国際宇宙ステーション(ISS)の観察会が四日夜、札幌市中央区大通西二の大通公園で開かれ、札幌の夜空に輝いたISSの姿に天文ファンらが歓声を上げた。
同市厚別区のアマチュア天文家渡辺和郎さん(53)らが企画。米スペースシャトルがドッキング中のISSは午後八時五十七分すぎ、北西のビル街上空に金星並みの明るい姿を現すと、約八十人の参加者から一斉に「来たー」「すごく明るい」と歓声と拍手がわき起こった。
ISSはそのまま南東方向へゆっくりと移動し、夜空に消えた。
約三分間、上空三百五十キロでの飛行ショー。肉眼ではっきり分かる光に、同市手稲区の会社員細谷奈緒美さん(33)は「想像以上に明るくて大きい。あの中に星出さんがいるんですね」と感激。
解説役を務めた、星出さんと宇宙飛行士試験を一緒に受験した同市中央区の医師白崎修一さん(49)は「星出君もきっとISSから手を振っていますよ」と感無量の様子だった。
北海道新聞より引用
0 件のコメント:
コメントを投稿